濃厚な味わいのクリーム・ブリュレ~ニワトリさんからの贈り物

「ママ、クリームブリュレってしってる?」「先生が初デートで食べて感動するほど美味しかったんだって!」

知ってる知ってる。私も映画「アメリ」の上映後、クリームブリュレの、あの上の固い部分を「カンカンカン」とやりたくてお店に食べに行った記憶がある。先月私がクレープ屋さんで食べたケーキ屋さんのクレープの上の部分がクリームブリュレになっていて、それを一口食べてから、次女の熱はさらに加速。学校の先生の、「スプーンでカンカンカンっと叩いたあとスプーンに口に入れると・・・」の表現が素晴らしく、おいしそうだったのもあると思うが、どこに行っても目を皿のようにしてあるかなぁ。あるかなぁ。と探していた。

そんな折、パパのホワイトデーのお返しに、即答で「クリームブリュレ!」と答えた彼女。

今度はパパの執念の捜索が始まった。ネットで冷凍で簡単に取り寄せられるだろうと甘くみていたらしいが、ピンポイントのクリームブリュレは、なかなか見つからない。

が、ようやく見つけたクリームブリュレがこれだ!

「ニワトリさんからの贈り物」という名のクリーム・ブリュレ

ちょっと出かけてくる、といってでかけたパパさんが、だいぶ時間が過ぎてから、黄色いケーキのちいちゃい箱をさげて帰ってきた。箱にはニワトリさんのパチクリお目目と、うにゅっとっした赤いくちばしだけ描かれて。この、そそる箱は一体なんなんだ。

中はというと、ほんものの赤い卵の殻の中にクリームブリュレが!つやつやしたカラメルが黒く光っているではないか!!

慌ててカンカンとスプーンでたたいたあまり、カラメルごとすべてスプーンにのってしまいそれごと食べそうになっていた次女ちゃん。張り切って食べて椅子に座るのも忘れていた。

クリームチーズみたいに濃厚だったよ、しかもカラメルソースがたっぷりでね。と興奮気味に話してくれる。かき集めた一口をもらったが、確かに濃厚。さすが新鮮な卵。卵の殻にプリンが入っているのもなんともかわいらしい。

パパさんが着いたときには、ショーケースの中はすでに空っぽで、ダメもとで聞いたら二つだけあったとのこと。朝の10時台で売り切れ・・・。もう一つは大切に冷蔵庫に残っている。優しい次女っこは、ママにあげるよ。と言ってくれたが、はてさて。

せっかくだから賞味期限ギリギリに今度は座って、ゆっくり食べてクリームブリュレをぜひ堪能してほうしいものだ。

追記:この、農場の家のクリーム・ブリュレは神奈川銘菓に指定されているらしい。

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