あきない世傳金と銀 三

読書

4代目徳兵衛と婚姻した幸。4代目が亡くなり、あれよあれよという間に今度は次男に見初められ。夫の後ろに控えながら疑問という名の提案で、どんどんお店を盛り上げていく。幸という相棒を経てどんどん商いを大きくしていく惣次。商いに長けてる男だからこそ、幸の才覚に気づいてしまい、あらがえばあらがうほど、孤立を深めて私利私欲に走ってしまう。

二十歳前後の幸と三十前後の働き盛りの惣次。奉公人出なのに、奉公人やお家さん、町の仲間からまでも信頼され、一目おかれ。ご寮さんとしての貫禄も出始めた幸。菊栄がいい見本なんだろうけど。にょきにょきと頭角を現してきた幸の前でプライドを保つには今が潮どき・・・ってことだったのか。だいぶたってから商売敵として?どこかでまた登場しそうだなぁ

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